クローブ

フトモモ科の植物のつぼみ。釘に似ているその形から日本語では丁子と呼ばれる。非常に強い香りから百里離れても香りが届くと言われ、百里香の別名もある。肉の臭みを抑える働きから、煮込み料理やローストなどに使われる。カレーにも欠かせないスパイスの1つ。古代からインドでは薬として使われ、中国では口中を清めるために口に含んだと言われる。原産はマレー半島で、古代中国ではマレー人がその価値に気付かないため、長い間中国の産物であるように見せかけて、ヨーロッパなどと貿易をした。精油は日本刀のさび止めにも用いられていた。