ニクズク科の常緑高木の種から作られたもの。肉荳蔲(ニクズク)とも言う。粉状に挽いて使用するため、あらかじめその状態にして小瓶などに入れて販売しているのが一般的であるが、香りが飛びやすいため、種子のままでも売られていることもある。原産は東インド諸島、モルッカ諸島で、若い木は実をつけないという成長の遅い植物である。ナツメグは、ハンバーグを作る時に用いられるのが有名で、肉料理独特の臭みを消すために使用されることが多いが、ケーキやクッキーなどの焼き菓子にも使用されることがある。また、ナツメグには毒性があるため、多量の摂取は注意しなければならない。5gから幻覚症状が現れ出すこともあり、ナツメグ2個での8才児の死亡例がある。